コンクリート壁のお店に49インチテレビを壁掛け

きもの&カフェ
着物とカフェが融合したお店。カフェとしてスイーツやドリンクを楽しむ他、着物や浴衣の着付けを学んだりもできます。楽しいイベントやパーティーも開催していますよ。
先に結果を示しておきましょう。施工完了後の写真がこちらです。
店舗ということもあり、一般家庭よりもはるかに高い位置での設置となりました。天井と壁が接するところには太い梁があり、それを避けるための調整が施されています。配線は目立たぬよう、黒いカバーで覆い、壁のラインに沿って走らせています。
今回設置したテレビはSONYのブラビア KJ-49X8000C。49インチの液晶テレビです。近付いて見るとかなりの大きく感じられますが、今回のように天井近くに取り付けるには程良い大きさといえます。(字幕もしっかり読めますよ)
今回は家庭での壁掛けと異なり、より高い位置での取り付けとなりました。またカウンター内での作業となりましたので、養生からしっかりと行いました。周囲にはこだわりのお酒が多数並べられていますので、慎重に移動し、ビニールテープ各種で周辺への養生を行います。
テレビの位置を確定します。お客様からは「柱と柱のピッタリ中心に設置してほしい」とのことでしたので、黄色いテープで位置決めを行います。
このテープによる位置決めは何かと便利です。お客様も一目で「ああ、あそこにテレビが来るのだな」とイメージしてもらえます。お客様からGoサインが出たら、いよいよ作業開始です。壁に壁掛け金具を取り付けていきます。
「僕らのゆめ」様はコンクリート壁でしたので、専用のアンカーを打ち込んで金具を固定していきました。テレビを掛けたときにテレビ本体と梁とが干渉しないように計算しつつ、慎重に作業を進めていきます。さらに壁と金具、テレビと金具の間にスペーサーを入れて距離や位置を調整していきます。
壁掛けテレビの場合、テレビを取り付けたあとに角度を調節することは難しいので、先に理想的な角度を決めてしまい、金具やスペーサーを使ってその理想に近づけていく…と思ってください。
こうした細かな調節も完了し、いよいよテレビを取り付けます。
「おぉ~!」
お客さまの声を背中で聞きながら、ネジを一本一本丁寧に絞めていきます。(うれしい瞬間ですね!)
天井の梁に干渉することもなく、テレビの角度も申し分ありません。
一般家庭ならばもっと低い位置での取り付けとなりますが、今回は取り付け位置が天井に近い位置でしたので、テレビを相当傾けることになりました。しかし前述のように、スペーサーを用いればこのような角度調整も十分対応できます。
ここでお客様に取付位置やテレビの角度を確認していただき、残りの仕上げ作業へと入ります。
テレビを取り付けた後は、電源ケーブルやアンテナ線を目立たないようモールで隠ぺいします。
モールはショップの雰囲気に合わせて、事前に黒に塗装したものを使用させていただきました。(↑どこにケーブルが走っているか分かりますか?) コンクリート壁なので、モールもアンカーにて数か所固定させてもらいました。
養生を撤去して、テレビの初期設定を行ないます。Wi-Fi接続でYoutubeをすぐに見ていただきました。
このクラスのブラビアは有線だけでなく、無線(Wi-fi)でもインターネットに接続できます。出来るだけ配線をすっきりさせたい方にはWi-Fi接続がおすすめです。
カウンター越しからでも字幕はバッチリ読み取れます。(さすが49インチ!)
「僕らのゆめ」様がおっしゃるには、このブラビアでスライドショーや動画を流し、お店の雰囲気作りや宣伝を行いたいとのことでした。今回壁掛けを行ったブラビアは4K対応の高画質なので、そういった用途でも真価を発揮してくれるでしょう。施工完了後にはお店のスタッフさんからも「自分の家に欲しいね」などのお声もいただけました。
名古屋・近郊でのテレビ壁掛け工事ならカトーデンキにお任せください!
2017年4月20日、名古屋・矢場町の着物とカフェのお店「僕らのゆめ」様に壁掛けテレビを施工させていただきました。
「僕らのゆめ」様は名古屋パルコのすぐそばで、若宮大通り(通称:100m道路)に面したきもの&カフェのお店。着物の取り扱いがメインですが、カフェとしてもまったり過ごせるスペースが用意されており、若いお客様にも人気のスポットになっています。着物を取り扱っいますがお店は現代的でアパレルショップのような雰囲気。スタッフも男女とも皆さんお若く、活気に満ちあふれています。着付けレッスンやワークショップなど、楽しいイベントを数多く開催しているので、着物に興味がある方、着物でお出かけしてみたいと思っている方には是非一度訪ねてみてください。